香りと記憶はリンクする！本番前に飲む習慣が暗譜を助ける
lycorisuKTadmUsr暗譜したはずの曲、本番で真っ白になってしまった…。
練習のときは覚えていたのに、舞台に立つと頭から消えてしまう…。
演奏家なら一度は経験があるのではないでしょうか。
そんなときに役立つのが「香りと記憶のつながり」です。
香りは記憶を呼び起こす
私たちの脳は、香りと記憶をセットで保存しやすい仕組みを持っています。
ふとした香りで昔の思い出がよみがえること、ありますよね？
これは「プルースト効果」と呼ばれる現象です。
演奏家にとっては、この仕組みを活用することで暗譜の助けになります。
練習中にある香りを取り入れておけば、本番で同じ香りを嗅いだときに、自然とフレーズが思い出しやすくなるんです。
演奏家あるある × 香りのアンカリング
- 「舞台に立った瞬間、最初の音が思い出せない」
- 「暗譜していたのに途中で止まってしまう」
- 「合奏だと覚えていたのに、ソロだと不安になる」
こうした“暗譜あるある”に、香りを結びつける習慣はとても有効です。
たとえば、ローズマリーやレモンバームなど集中をサポートするハーブティーを練習のたびに飲む。
本番直前にも同じ香りを取り入れると、体と心が「いつもの練習モード」に切り替わりやすくなります。
香りの感じ方は人それぞれ
もちろん、どの香りが「覚えやすい」と感じるかは人によって違います。
ある人はローズマリーのシャープな香りで頭が冴えると感じますが、別の人には「落ち着いて眠くなる」こともあります。
「この香りじゃなきゃダメ」と思い込む必要はありません。
大切なのは 自分が“覚えやすい”と感じる香り を選ぶことです。
まとめ
- 香りは記憶と強く結びつきやすい（プルースト効果）
- 練習で使った香りを本番でも取り入れると暗譜を助けてくれる
- 演奏家の「暗譜あるある」に香りのアンカリングは効果的
- 感じ方は人それぞれ。自分の暗譜をサポートする香りを探してみよう
次に暗譜をするときは、ぜひお気に入りのハーブティーを用意してみてください。
香りと音楽をリンクさせる習慣が、あなたの舞台をもっと安心で心強いものにしてくれるはずです。
