木管楽器ケースのこもったニオイとハーブのサシェ

「クラリネットのケースを開けた瞬間、むわっとしたにおいが…」
「サックスのケースに入れていたリードのにおいが気になる」
木管奏者なら一度は感じたことがある“ケースのこもり臭”。


ケースのにおいの正体

木管楽器は、演奏のたびに湿気を吸います。
特にリード楽器(クラリネット・サックス・オーボエ・ファゴット)では、リードが乾ききらないままケースに入ることも多く、それがにおいの原因に。

長いパート練習や合奏のあと、急いで片付けると余計にこもりやすいですよね。
練習後は忙しくて、ついそのまま、ということも。


ハーブのサシェで自然に消臭

そんなときに役立つのが、乾燥ハーブを布袋に入れた「サシェ」。
ラベンダーやローズマリーなど香りのよいハーブを小袋にしてケースに忍ばせておくと、自然な香りでいやなこもり臭を和らげてくれます。

市販の消臭剤では強すぎる香りも、ハーブならやさしく、楽器にも安心。


木管あるある × ケースのにおい

  • 「楽器ケースを開けると、においが気になって集中できない」
  • 「古い楽器だから仕方がない、と諦めている」
  • 「湿ったリードとケースのにおいが合わさって独特になる」

こういう場面も、香りのサシェがちょっとした安心アイテムになります。


香りの感じ方は人それぞれ

ラベンダーの香りで落ち着く人もいれば、「ローズマリーの方が爽やかで好き」という人もいます。
大切なのは “自分が心地よい香り” を選ぶこと。

楽器ケースを開けるたびに好きな香りがする。それだけで、個人練習や合奏の前向きな習慣につながります。


まとめ

  • 木管楽器ケースのこもり臭は、湿気やリードが原因
  • ハーブのサシェで自然な香りをプラスできる
  • 吹奏楽部や楽屋での「ケースあるある」にも役立つ
  • 香りの感じ方は人それぞれ。自分に合った香りをケースに添えて

楽器を取り出す瞬間にふわっと広がる好きな香り。
それだけで、次の音を出すのが楽しみになるはずです。