アンサンブル練習前に香りで「脳の同期」をする

「合奏で指揮者のテンポに乗り切れない」
「パート練習ではできたのに、全体で合わせるとズレる」
そんな吹奏楽やアンサンブルでの“あるある”を助けてくれるのが、香りを使った心の準備です。


香りで呼吸と気持ちを揃える

アンサンブルは、ただ譜面を読むだけではなく、仲間との呼吸やリズムを合わせることが大切です。
練習前にお茶を一杯飲み、香りを深く吸い込むと、自然と呼吸が整い「同期モード」に入りやすくなります。

金管のロングトーンや木管のスラー練習のように、香りも合図のひとつ。
香りを通じて脳が落ち着くことで、音楽家どうしの息も合わせやすくなるのです。


吹奏楽部あるある × 脳の同期

  • 「ユーフォニアムやチューバの低音とリズムがかみ合わない」
  • 「クラリネットの連符とフルートのトリルがずれる」
  • 「トランペットがHiCを吹くときに周りがつられて乱れる」

こういう場面、練習不足だけでなく“集中のタイミングがバラバラ”ということもあります。
香りのルーティーンを共有すると、楽屋や練習室で一緒に呼吸を整え、パート全体の集中力がそろいやすくなります。


香りの感じ方は人それぞれ

あるパートリーダーは「ローズマリーで気持ちを揃える」と感じるかもしれませんし、別の楽器奏者は「カモミールの方が落ち着いて音が出やすい」と思うかもしれません。
効果は人によって違って当然。

大切なのは「この香りをかぐと、みんなで合わせやすい」という共通の習慣をつくることです。


まとめ

  • アンサンブルは譜面以上に呼吸と集中の同期が大事
  • 香りを使ったルーティーンで脳と呼吸を整えられる
  • 吹奏楽部の「合奏ズレあるある」にも香りの習慣が役立つ
  • 感じ方は人それぞれ。共通の“香りの合図”を持つのがおすすめ

練習前の一杯は、ただの飲み物ではなく“脳のメトロノーム”。
香りを仲間と共有することで、音楽がより一体となって響きます。

音楽家のためのハーブティーシリーズ